皆伐・再造林事業
BUSINESS
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昨今の住宅様式の変化、また、製材工場の大型化により大径木の需要は年々低下しております。
また、森林の大径木化は人力枝払い・牽引機械の大型化など伐採・搬出積コストの増大につながります。
皆伐後の森林は伐ったまま更新を計る『天然更新』、目的の樹種苗を植栽する『人工造林』がありますが天然更新を選択した場合は目的樹種を得る事が非常に難しく、また、膨大な年数がかかります。
当組合では伐採後の森林においても早期に経済活動が出来る森林とするため『人工造林』を行います。
伐採作業についても材の売り上げを所有者に還元できるように各作業の低コスト化を図っています。
①伐採と地拵作業の一貫・・・木材生産に特化した伐採方法(市場に掛る部分のみ搬出)では短材・枝条が取り残され植栽することが出来ません。全木集材を行うことにより短材・枝条を植栽地に残さず、地拵作業の軽減、低コスト化を果たしております。
②コンテナ苗での植栽・・・・従来の苗(裸苗)では3~4月、11月~12月にしか植栽できませんでした。このため、伐採した時期により植栽前の刈払いが必要でしたがコンテナ苗使用することで7月~8月を除き周年植栽することが出来るようになりました。