ドローン運搬業務

BUSINESS

植林作業の苗木については、従来の裸苗からコンテナ苗への転換がなされ、概ね周年の植栽が可能になったことにより一貫作業が行われるようになりました。しかし、裸苗より重量がかさむコンテナ苗の運搬については作業工程の連携が難しく、また、作業道から斜面への運搬は人力に頼らざるえない状況でした。
当組合では植栽でのコンテナ運搬の重労働を緩和する為に、運搬用ドローン『マゼックス製 森飛15』を導入し、コンテナ苗の斜面への運搬を開始しました。

運搬から植栽が効率的に

当組合は作業道主体の皆伐を行っていますが、木材搬出では十分な作業道密度でも植栽時のコンテナ苗運搬は労力のかかるものでした。主にコンテナ苗の重量に起因する問題で『森飛15』を使用し、概ね80本毎に分散配置することにより作業員が人力で運ぶ距離を最小化することで効率化を達成しております。

また、斜面勾配による運搬の困難度も解消されるため、急勾配ほど労力が軽減されます。

 

安全な2オペレーション仕様

『森飛15』は2名のオペレーターが操作を切り替えれる2オペレーション仕様となっております。

この仕様により荷掛け者と荷降ろし者が分割でき、各々の視界内で飛行を行えるので安全に運搬が行えます。*物品の投下は行えません。

 

自動切り離しフックと共振防止装置

荷降ろしは吊り下げられた荷物が着地すれば自動的に切り離されます。この機構により着地が困難な森林内でも荷降ろしが出来、荷降ろし者が飛行中のドローンに近付く必要がありません。

また、飛行中についても共振防止装置により荷物の重さに左右されずに安定した運搬が行えます。

 

荷物はコンテナ苗だけではありません

当組合ではコンテナ苗運搬に使用していますが、獣害防止用資材等の15kg以下に小分けできる物品であればドローン運搬は可能です。

運搬費用等は見積りいたしますのでご用命ください。

 

 

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